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 一瞬を掴み取りたい。

 


いうなれば、その一瞬を掴み取るために生きているようなものなのかもしれない。
例えば、夕日が綺麗だとか、面白い話を読んだとか、何らかの制作物が完成したとか。
そういう感動や達成感を見出すために生きているようなものならば、
今の私の行動も理解ができる。

私は言われなくとも分かる性格として視野が非常に狭い。
それに伴って、興味の分野も狭いのであって、
唯一心躍る感動と言うのを覚えるのが「物語」にあった時なのだ。
自分では作ることはできないと思える、まさに心打ち震える物語。
正に「感じて動く」を感じる物語を見たいがために生きているのかもしれない。

しかし、感動というものは長く続かないのも同時に分かっている。
どんなに長く好きでいようと思えども、心の中の感動は過ぎ去り、やがてうすらいでいく、
どんなに美しい景色を見たところで、その感動は少しずつ消え去り
また新しい景色に感動するといった風に。
うすらいで消え行き、また新しいものに移って行く。
人の心とはなんともはや風化しやすいものであろうか。
そういうのをものともせずに思い続けることができるということは
それほど強い、呪縛といっても過言ではないような思いがあるからだろう。
それに繋がっているのか、囚われているのかは分からないが。

まぁぐだぐだ描いたが、言いたいのはこれである。
「今日ものすごく面白い話を見ていいなぁ!すごいなぁ!と思っているのだがしかし
 明日には忘れ去っているのだろうなー」ということなのである。
ああ悲しいなぁと思うけれど仕方がないと思うところでもあり
大人になるってせちがらいっつーかんつーかだなぁと思うところでもあった。
しかしこの執着心が薄らがなければ生きてもいけないので、難しい所でもある。

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